ポリサルフェイトの緩やかな溶解
ポリサルフェイトからの長期にわたる肥料養分の溶出により、作物は生育期間を通じて必要な栄養素を利用することができます。
降雨シミュレーターを用いた実験室でのデモンストレーション映像は、ポリサルフェイトが徐々に溶け出し、生育中の作物に長期間にわたって栄養分を溶出する様子をはっきりと示しています。
現場から研究所へ
溶解速度は、圃場現場レベルでは測定することはおろか、目視で確認することも困難です。しかし、ポリサルフェイト粒品の土壌中での挙動は、シミュレーターで再現可能です。実験室では、粒状ポリサルフェイトをトレイに入れ、160時間かけて「雨」を降らせます。シミュレートされた降雨量は1時間当たり10mmです。
ゆっくりとして穏やかな栄養素の溶出
ポリサルフェイトは、160時間の降雨試験期間中にほとんどすべて溶解し、作物が吸収できるようにすべての栄養素を溶出します。実際の降雨量は溶解速度に影響しますが、溶解の性質と原理は同じです。
この溶解性のデモンストレーションの詳細については、現在公開中の動画「Demonstrating Polysulphate fertilizer solubility with a Rain simulator」をご視聴ください。