コロンビアにおけるイチゴへのポリサルフェイト施用試験
95
コロンビア共和国カウカ県ソタラ 2019
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試験の結果
本試験では、補助的な養分供給源として、ポリサルフェイトを施用し、イチゴの収量が95%増加した。その一方、着果、果実外観、棚持ちも向上した。
背景と目的
補完的な養分供給源としてのポリサルフェイトによるイチゴ(Fragaria X ananassa Duch.) の収量に対する効果を評価するため
試験詳細
試験地域
コロンビア共和国カウカ県ソタラ
作物
イチゴ
製品
Polysulphate 粒品
評価一覧
2ヶ月の収穫ピーク期間の総収量
処理区
試験は、35mのベッドの12本で行われ、210株/ベッドの条件で行われた。4つの処理区は2年目の畑に設けられた。
- ポリサルフェイト無施用区
- 5 g/株 (250 kg/ha)
- 10 g/株 (500 kg/ha)
- 15 g/株 (750 kg/ha)
全ての処理区は、NPK施肥量はそれぞれ、200, 140, 280 kg/haで、尿素、りん安、硫加、キーゼライト、そしてカリウム、カルシウム、マグネシウムを補完するためポリサルフェイトを施用した。また、農家慣行の灌水同時施肥が毎週行われた。
処理区
試験は、35mのベッドの12本で行われ、210株/ベッドの条件で行われた。4つの処理区は2年目の畑に設けられた。
- ポリサルフェイト無施用区
- 5 g/株 (250 kg/ha)
- 10 g/株 (500 kg/ha)
- 15 g/株 (750 kg/ha)
全ての処理区は、NPK施肥量はそれぞれ、200, 140, 280 kg/haで、尿素、りん安、硫加、キーゼライト、そしてカリウム、カルシウム、マグネシウムを補完するためポリサルフェイトを施用した。また、農家慣行の灌水同時施肥が毎週行われた。
結果一覧
- ポリサルフェイトは、イチゴの収量に好影響を与えた。
- ポリサルフェイトの施用が、無処理区に比し、処理区の収量は95%まで増加した。
- ポリサルフェイトからのカリウム、カルシウム、マグネシウム、硫黄の供給が、着果、果実外観、棚持ちを向上させた。
- 推奨されるポリサルフェイトの施用量は、1株あたり10グラムを2-3回/年で、イチゴの生産性と品質を向上させる。